先日、夫うめ氏の強い勧めにより、『THE FIRST SLAM DUNK』映画館で観てきました!
映画観るのは実にゆるキャン△ぶり。
スラダンについては、とりあえずバスケ漫画で、主人公は桜木花道で、流川というイケメンと仲が悪いということは知っている、くらいの知識量。(浅い)
それでも楽しめるかな?と半信半疑でしたが、結果・・・
面白かった!!熱かった!!!
あれは劇場で観るべき映画ですね。
臨場感ありすぎて、劇場から出る時は猛々しい気持ちのまま、ガニ股で歩いてました←
以下、ネタバレありの感想です。
生温かい目で読んでいただけるとありがたいです
まず、音の臨場感がすごい!
バスケの試合のど真ん中に放り込まれた感じがします。
ボールが床に跳ねる音、バッシュのキュキュッという音、
体のぶつかり合いまでもが体感できている錯覚に陥ります。
また音楽のドラムの音とボールのドリブルの音がマッチしていて、
より試合を観ているドキドキ感や、猛々しさが高まるというか。
クライマックスの無音がまたすごいんですよね。
選手がゾーンに入ってるあの感じをこう表すのか!っていう・・・
映画館のお客さんからも、祈るようにスクリーンを見つめる感じが伝わってきます。
あそこでくしゃみするとヤバいな!という緊張感含めて、
これは映画館でないと味わえない(笑)
あとOPの、これから井上先生の絵がこの絵のまま動きますよ!と言わんばかりの
鉛筆描きから動き出すメインキャラたちですよね。これ、ファンにはたまらないだろうな・・・。
でも漫画じゃなくてアニメって動きだから、歩き方ひとつからもキャラクターを感じさせるってすごいなって改めて思ったり。
キャラクターについていえば、宮城くんの過去が重すぎて辛かった。
誰しもあんな別れ方フラグじゃんって思うよね・・・
願わくばフラグ折れてほしかったんですが、結局そうはならず。他の子は助かったんだろうか。
もっとお母さん優しく接してあげてって思うけど、お母さんも、もがきながら悲しみと向き合ってる最中だったんだろうな・・・。家族2人もなくすってしんどすぎる。
そんな中で、宮城くんがまたバスケに向かうきっかけはなんだったんだろ?
あと三井くんはなんでロン毛でヤンキーぽくなったのかな?宮城と一緒にバスケしてくれたのは三井くんだよね?
唯一知っていたキャラの一人の流川があまり活躍してなくて、エース感がよくわからなかったのがちょっと残念。
この辺は原作を読むしかないのか・・・
あと桜木くんの背中は大丈夫なの!?
ジャンプ的超人的な回復力を信じたいけど、トンデモ技が出てこなそうな作品だから、
それは難しいのかな・・・
これは原作を補完しないと!!気になる!!
というわけで、うっかり楽天で全巻ポチってしまいました。
うめ氏も原作を知らないから・・・将来家族で読めるってことで、大人買い許しておくれ
うめさんが集英社から出てるムック本とパンフを見比べてましたけど、
値段は少し高め(1980円)だけど、単行本未収録読切が収録されてる点や内容量から、
ムックの方がお得感あるらしい。
コンテとか、井上監督の直しやインタビューとかがたくさん読めるので、
作品理解をより求める人はムックの方が良さそうですね。
声優さんやOP EDのアーティストのインタビューを読みたい人はパンフの方がいいかな。
しかし・・・ファンの人にはたまらない映画だったんじゃないかな・・・
何も知らないオタクの知りたい欲を刺激する、いい映画だったんだもの・・・