最近のてんちゃんは、拗ねることが多くなってきました。何か間違えたことに対してしかられると、「ぼくいなくなる」と言って、部屋の隅でぐしぐしいじけることが増えました。保育園にも、以前より行きたがらなくなってきました。
前はこういうこと無かったのにな…。
毎日しかりすぎかな?どう子どもに伝えればいいんだろう?
困って、なにかヒントが無いか、先日のスラムダンク鑑賞後に、子育て本コーナーを探していたら見つけたのがこの本。
『「AERA with Kids」元編集長が選ぶ 子育て本ベストセラー100冊の「これスゴイ」を1冊にまとめた本』江口祐子著、ワニブックス、2022年
実際に手に取ってみるとわかるのですが、子育てに対する「これだけ押さえておけばOK」なことまずバーンと見開き2ページで書いているんですね。それを読むだけで、ちょっと「なるほど!」って思っちゃう。
次のページからは、どの子育て本にその根拠が載っていたかが紹介されており、また「なるほど!!」と感心。紹介されてる子育て本も、ひとつの悩みに対して複数冊紹介されているので、安心感があります。
なので、パッとまとめ部分だけ拾って読むもよし、さらに気になる子育て本を読んでみるもよし…なんてお得な本なんだ!!!
と思って購入しました。
例えば、70-71ページを抜粋しますと、
「甘えを許すとわがままになる→×」
「じゅうぶん甘えた人が自立する→○」
えっ逆じゃない?と思いませんか?
このあとのページを読んでいくと、
これは『子育てハッピーアドバイス』という本の考え方で、「物質的な要求に無制限に応えることは「甘えさせる」ではなくて「甘やかし」。つまり、精神的な要求には応えてあげて、物質的な要求はきちんと制限するべき、と本の中で語られています」とのこと。
甘やかしと甘えの違いかあ〜。
欲しいものをただ与えるけど、一緒に遊びたいと言った時に遊んであげないっていうのはまさに悪い例かな…と思ったり…
75ページには、「「痛い思いをさせれば直る」という"自業自得方式"は実際には直らないケースがほとんどだそう」(これは教育評論家の親野智可等さんの言葉だそうです)とあり…。
他の子にも同じ態度をとってしまうんだって。見て見ぬふりをするようになるらしい。
色々衝撃です。
すきま時間に少しずつ読み進めて、関連本も気になるものは読んでいきたいなあと。
この本のいいところは、たくさんの本がベースになっているから、ものの見方が偏りすぎなさそうなところかな。
毎日怒られるのって辛いだろうなって思ったから、怒ったら今度はほめたり、愛情を伝えることを気にしながら子どもに接してはいるんだけど…。難しいな。
大人だって、毎日怒られたり、にらまれたりするの嫌だもんね。
あとやっぱり、こういう本の出会いは実際にゆっくり手に取ってみないと無かっただろうなと思うので、映画鑑賞の後に本屋に行けたことに感謝ですよ〜
下の子みててくれてありがとう!うめさん🙏